佐藤啓 公式Webサイト

月刊備忘録 2026年1月号

2026年2月19日

いつまで続くかわからないが「月刊」を目標に書き連ねることにする。

●「初詣」

 今年は元日に2カ所初詣に行った。こんなことは初めて。早朝に地元の神社。午後に娘夫婦と車で岡崎城公園に行った。駐車場もほぼいっぱいで「賑わっているな」と思った。城の天守閣に入ろうと長蛇の列に並んだが、それが公園内の龍城神社の初詣客の行列だった。30分ほど並んでからそれに気づいたのでそのままお参りすることにした。そのあと、誰も並んでいなかった城に入場し天守まで上がる。

●「喫茶店で」

 3日、かつての担当番組「ズームイン‼朝!」でいっしょだった仲間とお茶。私の家の近くの喫茶店まで来てくれた。毎年、この時期恒例の楽しい集まり。以前に比べると規模は小さくなったが近況トークと思い出のひととき。この店、HPには年中無休とあるのにこの日からの営業だった。正月三が日は休んでいたのだ。近年そうしたのだろう。HPは直しておいてくれないと。

●「棚橋弘至引退試合・ウルフアロンデビュー戦」

 久々に「1.4」に行った。毎年1月4日に東京ドームで行われる新日本プロレスの興行だが今年はタイトルにした2大看板で盛り上がり、テレビも地上波で22年ぶり中継というおまけつき。超満員。私は20列目、20,500円の席。今回は最前列が1,000,000円という価格設定でも話題になった。36年前、北尾光司のデビュー戦も東京ドームだったが、他競技からのエリート実力者のプロレス転向という共通項はあれど、その受け入れられ方は全く違った。鉄鋲だらけのコスチュームでバイクに跨って入場し、リングインした黄色いタイツの北尾に浴びせられたブーイング。ブーイングというアメリカ文化が日本のプロレス会場で面白がって使われ始めた時代だったのも不運だった。今回のウルフアロンは入場時、柔道界の先輩・鈴木桂治が打ち鳴らす和太鼓の音に押し出され登場。柔道着を脱ぎ捨て、新日若手を象徴する黒タイツ姿を初披露。長髪を丸刈りにしてのランウエイ独歩は大きな拍手歓声に包まれた。転向会見で理由を「プロレスが好き」とコメントしたことが大きい。36年前の「北尾デビュー戦」を見たファンは「若くして才能を開花させないままリングを去った北尾のようになってほしくない」と願った人も多かっただろう。試合内容も対戦相手・EVILの巧さがウルフを光らせた。

 棚橋の引退試合は是非、現場で観戦したかった。以前、インタビューしたときに「プロレス入りのキッカケとなった試合」を聞いた。棚橋は「実は新日本じゃなくて全日本の試合だったんです」と答えた。岐阜県大垣市の高校生だった1993年、中京テレビで深夜に放送していた「全日本プロレス中継」。「豊橋でやった小橋さんとウイリアムスの試合なんです」。それは私が実況した同年8月31日の豊橋市総合体育館での「三冠挑戦者決定戦」だった。私が実況したプロレスの試合で文句なしのベストバウト。その試合が高校生だった棚橋少年を「プロレスラーになる」と奮い立たせたのだ。縁を感じた。対戦相手のオカダカズチカは43年前からの私の友人・ウルティモ・ドラゴンの愛弟子。そんなカードだから見たかった。そのシチュエーションが観戦動機。黙って観た。隣に座っていた女性は棚橋入場のときから泣いていた。

●「カミング」

 仕事始めは9日、中京テレビの情報番組「カミング」生放送。去年11月に続いて呼んでくれたありがたい番組。コーナーMCとしてクイズの出題。カミナリのまなぶさん、クイズに真剣。目が血走っていた。当てにきている顔だった。終了後、昼食はアナウンス部の後輩たちと。

●「追悼同窓会」

 中学3年生のときのクラスメートの訃報を聞いたのが年末。仲のいいクラスの人気者だったM君が亡くなった。最後に会ったのは10年ほど前だったか。勤務地の東北から帰郷した彼とその妻を魚料理のお店に呼んで昔の仲間が集まった。今回、あの店から500mほど離れた焼き鳥屋に彼を彼を偲んで5人集まった。こんな集まりがこれから増えるのかなぁ。そんな年齢になったのだ。仲間を失って、仲間と再会した日。

●映画「チャップリン」

 8日鑑賞。言わずと知れた喜劇王・チャーリー・チャップリン。世界的に著名な父に複雑な思いを抱いて育った息子が年老いて父のルーツを探る映画。過去の名作やプライベートを記録したフィルムと息子が取材した映像から、チャップリンの出自から生涯を探る作品。以前、喜劇王としての全盛期に秘書としてマネジメントしていたのが日本人米国移民の高野(こうの)虎市という人物だった…という本を読んだ。チャップリン映画がリバイバルヒットしたのは私が小学六年生の1974年頃。まだチャップリンは存命中だった。毎夜、NHKで短編喜劇が放送され大いに笑った。あの素晴らしい運動神経で演じた動きが、この映画の中では彼のルーツとされるジプシーであるロマ族の動きそのものだという証言が紹介されている。興味深い作品だった。

●「髙島野十郎(たかしま やじゅうろう)展」

25日、豊田市美術館。没後50年を記念した洋画家の作品展。出身は福岡・久留米。旧制第八高等学校(現名古屋大学)から東京帝国大学に進み水産学を学んだあとに画家になった異色の経歴を持つ。作品は人物画、静物画、風景画、どれも重厚で写実に優れたもの。この画家のことは去年、碧南の美術館でたまたま見たチラシで知った。蠟燭を描いた作品がいくつもあり、暗がりの中で揺らめく炎がどれも印象的に描かれている。ご存じない方は作品をWEBなどで一度見てほしい。3月15日まで開催中。

●「ピカイチ名古屋チャンネル」

1月の収録は2回。初登場のMVP左腕や人気YouTubeチャンネルとのコラボ企画も。配信まで今しばらくお待ちを。私は当チャンネル特製パーカーを着用して登場します。

●「確定申告」

27日。2度目の青色申告をe-taxで早めに済ませた。去年よりは要領よくできたかな。電子帳簿を見直しながら感じたのは「初めての取引先が増えたな」と「もっと稼がないと」ということ。