2024年12月28日
愛知県西尾市で開催される「第3回にしおマラソン」まで1か月を切った。
今回のフルマラソン初挑戦を表明して以来、ブログやXでの書き込みは「自信なし」と結んでいた。今もその気持ちは変わらないが、練習の結果、「全く自信なし」から「まだ自信なし」にニュアンスが変わってきた。練習の途中経過を記します。
10月29日に初めて10kmを走って(85分)以降、距離を伸ばしていく練習を始めた。11月は学生相撲や女子ソフトボール「JDリーグ」の中継があり、練習日は減ったが、その分一回当たりを長距離にしていった。
11月5日、15km125分。自宅は名古屋市南東部にある天白区の愛知県運転免許試験場近く。天白区の住宅街から緑区に入り、みどりケ丘公園から豊明市に入って戻ってくるというコース。
11月18日はJDリーグ決勝実況の翌日、20km172分。右足首が痛くなり、右足の親指と人差し指の爪が内出血し真っ黒に変色してしまった。
9月当初は300mしか走れなかったので、かなり走れるようになったという実感を抱いた距離だったが、まだ本番の半分にも及ばないと思うと、せっかく20kmを走っても逆に気が遠くなった。
11月25日と12月4日にも20km走ったが2回とも175分とタイムを縮めることができなかった。12月8日に初めて25kmにチャレンジし212分。天白区の自宅からパロマ瑞穂野球場まで休憩を挟まず走れるようになっていた。
12月14日、初めて30kmに挑戦。自宅から名東区引山まで10km。そこからバンテリンドームナゴヤで15km。YouTube収録でお世話になっている今池の中国料理「ピカイチ」で水分補給させていただき、若宮大通沿いのイオンから昭和区の鶴舞中央図書館を経て雁道商店街。そこでズームイン‼朝!の元スタッフが出店したせっけん屋でまた水分補給。
瑞穂区大喜から南区の新瑞橋を経て桜本町。野並から緑区のほら貝まで進んで初めての30km到達。スーパーマーケットのベンチで休んだら家までの2kmの道のりの足が重かったこと。
本番はこれに12kmが加わるのだ。距離は伸ばしたがまだ完走距離までに隔たりがあると思うとやはり「自信なし」なのだ。30kmのタイムは休憩を5回とった時間を除き253分、4時間13分だ。「にしおマラソン」の時間制限は6時間30分。このペースを最後までキープできたら完走できる数字ではある。
当日のゲストランナーで私のコーチ役、トヨタ紡織陸上部の糟谷悟さんにはまとまった距離を走った後に必ずメールで報告。次の長距離練習に向けて指示を仰ぐことにしている。寒さの対処法やコンディショニングを教わっている。うまくいっていないのは1kmのペースを30秒から1分縮めてペースを上げる練習。これを指示されてもなかなかそのタイムでは走れない。ただ、糟谷コーチの丁寧なメール返信には毎回励まされ、完走への思いが強くなる。
練習中、他の見知らぬランナーとすれ違うことが多々ある。「こんなにもランニング愛好者が多いのか」と驚かされるが、他者が皆、自分よりツワモノに見えて仕方ない。恐らくそうなのだろう。一瞬の交差に自然と会釈する習慣はついた。
名古屋市内という都市部での練習は環境としては恵まれている。水分補給に都合がいいのだ。スギ薬局などファーマシーに事欠かず、プライベートブランドの廉価なエナジージェルが簡単に手に入るので家から何も持たずに走り出せる。
南区桜本町にあるクリーニング屋さんは駐車場でたこ焼き屋さんもやっている。2個90円から購入できるのは良心的で小腹のすく終盤にはありがたいポイントだ。
12月24日、15km(125分)を走ったところで以前から少し気になっていた右ひざの痛みが強くなってきたので練習を打ち切り。糟谷コーチからも「無理しないように」と忠告された。
年明けはしばらくマラソンのことで頭がいっぱいになるだろう。寒さに弱い私にとって当日の天気は気になるところ。暖かい日であってほしい。以前の大会動画を見ると、雨でビニール合羽着用で走るランナーたちの痛々しい姿が目を引いた。御免こうむりたい。
タイツの下は「ノーパン」だということを9月に初めてランニングクリニックに参加した際に知った。違和感を覚えたが、練習時の「ノーパン」にもすっかり慣れた。
当日までの練習スケジュールはどうするか。右ひざの痛みと相談しながら慎重に計画を立てることにする。
この「佐藤啓公式WEBサイト」にも記したが、当日は愛知県を中心とする8つのケーブルテレビ局で生放送される。スタートは午前9時。もう緊張してきたよ。